二酸化炭素を固定し続ける木材

樹木は、十数年~数百年、数千年かけて成長します。樹木が生きているうちは、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収して成長するため、地球温暖化を防止する機能を持ちます。

樹木が伐採されて、木材、木製品になっても、炭素は固定されたままです。木材、木製品の中に含まれる炭素は、光合成により大気中の二酸化炭素を取り込んだことに由来しており、大気中の二酸化炭素を固定していることと同等になります。

木材、木製品に含まれる炭素は、燃やさない限り固定されたままです。

そのため、木材は「炭素の貯蔵庫」、「炭素の缶詰め」などと言われます。ただし、木材を燃やした場合には、酸素と結びつき二酸化炭素として大気中に放出されます。

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